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Input Directorのリモートファイルコピーの条件について調べた

マウスとキーボードの共有ソフトInput Directorの特徴の一つとして、リモート間でのファイルコピーのサポートがあります。

このあたりドキュメントに書かれてるんですが、英語読解力の不足もあり、条件が今ひとつわかりにくかったので、少し試してみました。

このファイルコピーですが、ファイル情報(ファイルのパスだけだと思う)のやりとりに、テキストのコピーなどと同じくクリップボードのコピー機能を利用しており、実際のコピーはコピー先PC上のInput Directorが、Windows共有を経由したファイルコピーを(自動的に)実行している様です。

まずコピー可能とするには、下の条件を満たす必要があります。

  1. コピー元のPCのファイルの位置が共有されていること。
  2. ファイルのコピー先のPCのログインユーザが、上記共有フォルダを参照可能であること。

以下、具体的な例をあげて説明します。

PC-A(コピー元)のD:\TEMP内のXXX.TXTをPC-B(コピー先)にコピーしたいのであれば下のように設定してあればコピーできるようになります。

PC-Aの設定(共有フォルダの設定)

  1. PC-AのD:\TEMP以上のフォルダを共有する(D:\tempまたはD:\を共有すればいい)。共有名は何でもいい。たとえばD:\TEMPを挙有名TEMPで共有する。

アクセスを許可するユーザは何でもいいが、PC-Bのログインユーザと同じユーザ名かつ同じパスワードであれば、この後のPC-B設定は不要になる。このあたりはWindowsでの共有フォルダのアクセスするときの条件と同じですね。

PC-Bの設定(共有ユーザ名とパスワードをWindowsに保存)

  1. PC-Bのエクスプローラから、PC-Aの共有フォルダにアクセスする。たとえばPC-Aの挙有名TEMPなら、アドレスバーに\\PC-A\TEMPと入力する。
  2. 共有のユーザ名とパスワードを聞いてくるので、入力し、”パスワードを記憶する”にチェックを入れる(これが大事)。

以上の設定をすると、双方のPCのエクスプローラを利用して、PC-AのD:\TEMP内のファイルをPC-Bへコピー(PC-Aでコピー、PC-Bでペースト)できるようになります。

片方向だけでよければ以上で終わりです。双方向でコピーしたいなら(普通はしたいわな)、同じ設定を双方にすればOKです。

この機能を使うと物理的にPCが分かれているのを意識しなくなりました。ますます手放せないかも。

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